今回はあなたの犬が痩せすぎなのか、判断する方法を紹介してみたいと思います。意外と飼い主が気づかない問題で、病院などで指摘されてやっと気づくというパターンも少なくはありません。実際に痩せすぎなのかどうなのかというのは、紹介する方法以外にもありますが、まずは簡単なことから書いて、掘り下げていきます。そして、そんな状態がなぜよくないのかといったことも書いてみます。最後までどうぞ、お付き合いください。それでは、あなたの愛犬をチェックしてみましょう。

犬の痩せすぎはこう判断する

痩せすぎは、まずは体をじっくり見てみて、骨が浮き出ていないかチェックしてみましょう。通常の犬であれば、何事もない限りはあばらや背骨などはあまり浮き出ることはありません。特にチワワ、トイプードル、柴犬、フレンチブルドッグなどは痩せすぎになっているケースがかなり多いです。また、散歩中を思い出してみてください。犬というと、道中の草むらのにおいを嗅いだり、そういったことで情報収集をしていたりすることがありますが、その時にあばらが浮き出ていると、痩せすぎと判断しても良いです。ただ、今回のケースで痩せすぎとして見逃してもいいケースがあります。それは、しっかりと飼い主が栄養を考えているかどうかです。そういった方は、むしろこのページを読んでも、当たり前のことだろうと思うかもしれませんが、筋肉量が多く、体脂肪が少なければそうなることもあります。しかし、それはよほど運動や散歩や、たんぱく質、脂質、炭水化物の栄養割合を考えない限りは、意図的にそのような現象は引き起こせません。人間でいうところの、腹筋を割る程度の知識が必要です。ほとんどの場合は、そういったケースでは痩せすぎと判断しても良いです。

散歩中に他の飼い主から犬の痩せすぎを指摘されたことはないか

さらに飼い主が気にしない判断として、「スリムな犬ですね」と言われたりした過去がないかということです。もちろん、スリムであったり綺麗な体型であると伝えられるのは、飼い主にとってうれしいことではあるのですが、痩せすぎであると遠回しに言っているようなこともあるからです。ここでもあまり気づけないかもしれません。もう少し判断する方法もあり、腰まわりの肉が特に力を入れなくともつかめるような状況であったり、前足の付け根あたりが何も意識しなくとも、軽くつまめる程度の肉が残されているのであれば、あまり心配の必要はありません。このように、体重や犬の年齢などで判断するのが普通なのではないかと思われるかもしれませんが、実は参考にならない基準でもあります。人間でもこれは同じで、50kgの体脂肪率40%と50kgの体脂肪率6%で同じ年齢だったとしたら、明らかに前者のほうが太って見えます。体重だけで判断すると、犬も同じく難しい基準になってしまいますので、当サイトではそういったあいまいすぎる情報は載せないようにしております。もし、この判断でも少し心配だなというような場合には、病院に行って判断してもらうのも良いです。あと、どのくらい太らせる必要があるといったようなことも教えてくれます。しかしながら、そういった機関は、判断することはできますが、実際に栄養の知識がしっかりとあるわけではありません。どのようにどうすれば、どの程度何が増えるのか、そういった基準ではしっかりと教えてくれず、下手をすると高カロリーのドッグフードを太りすぎにならない程度にと、無理難題をふっかけられるかもしれません。

犬の痩せすぎの判断より一番大事なこと

犬の痩せすぎでは、一番大事なことがあります。それは、痩せすぎだと、体を壊しやすいのです。まだまだ元気に見える犬でも、やはりソファーの上に乗ったり、走ったり、そういった行動はすべて関節だったり骨だったり、筋肉だったり、それぞれが連動して動いております。そして、その間にはある程度の潤滑剤としての油が必要です。ところが、犬が痩せすぎであれば、そういった潤滑剤も少なくなります。もしもというときには、あなたの愛犬が痩せすぎによって体を壊したり、生命としてどうかというようなことにもなるかもしれません。大げさに書いているように思えますが、特に痩せすぎではそういったことになってしまう可能性があります。さらにですが、すでになんらかの問題を抱えているような場合で痩せすぎの場合には、筋肉を分解して栄養にするというような便利な機能が犬に備わっております。そして、それによって腎臓などがあまりよろしくないような状態であれば、もっとよろしくない状態になってしまうなんてこともあります。そこは、特にあなたの犬の体が強くはないのであれば、太らせることを念頭に入れておきましょう。当サイトではそれに一連の必要な知識を書いております。現時点では、1日で読みきれる量を設置しておりますので、気になる方は健康的に太らせることをこれから目指してみましょう。